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数の基礎
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自然数とは、一般に 1, 2, 3, ・・・ といった、1 から順番に +1 した数字の集合です。 以下、自然数の集合を N (Natural Number : 英語の自然数) と記述します。
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整数とは、自然数と、自然数の任意の要素に対する逆元(すなわち負の数)の集合、および
{0} の和集合です。 以下、整数の集合を Z (Zahlen : ドイツ語の数の複数形) と記述します。
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有理数とは、任意の整数と任意の自然数の割り算で得られる数の集合です。 以下、有理数の集合を Q と記述します。
有理数に関して、その定義から、以下の定理が成立します。
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実数とは、有理数で作成される数列の収束値のことです。 より直感的に考えると、数直線上の任意の点は実数になります。 高校数学での数は、通常、実数を指し示していることが多いようです。 以下、実数の集合を R (Real Number : 英語の実数)と記述します。
有理数は循環小数でしたが、実数は必ずしも循環小数ではありません。(無理数の項を参照) |
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無理数とは、実数であるが、循環小数ではない数の集合のことです。
無理数の代表例として、以下の数があげられます。
無理数は実数の大部分を占めます。 |
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虚数単位とは、平方すると、-1 になる数のことです。
しかし、虚数単位の場合は、平方すると、-1 になることから、実数の特徴を満たしていません。 通常、虚数単位は i で記述します。すなわち i2 = -1 となります。 |
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複素数とは、2つの実数 x, y および虚数単位 i を用いて x + yi 記述される数の集合です。 以下、複素数の集合を C (Complex Number : 英語の複素数(複雑な数!))と記述します。
特に虚部が常に 0 である数が実数であると考えられるため、実数は複素数の部分集合ということになります。(すなわち R ⊂ C です。) |
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