The Tips for Developers ＞ ステータスバーに文字列を表示する

		文字列を表示する
		通常 SDI (Single Document Interface) や MDI (Multi Document Interface) の場合、ウィンドウの最下位にステータスバーが表示されている。 ここでは、ダイログボックスに入力された文字列をステータスバーに表示するサンプルプログラムを作成する。
		CStatusBarCtrl の取得
		ダイアログボックスの「ＯＫ」ボタン押下時に呼ばれるメンバ関数を以下のようにコーディングする。 void CMyDialog::OnOK() { // TODO: この位置にその他の検証用のコードを追加してください CMainFrame* myFrame; if((myFrame = (CMainFrame*)this->GetParentFrame())== NULL){ return; } CString myString; this->GetDlgItemText(IDC_EDIT1, myString); myFrame->SetStatusBarText((LPCTSTR)myString); } ステータスバーを管理する変数 CStatusBar m_wndStatusBar は、CMainFrame クラスのメンバ変数になっている。 そのため、当該アプリケーションの CMainFrame クラスのオブジェクトへのポインタを取得するため、GetParentFrame 関数を実行する。 次に文字列を GetDlgItem 関数によって取得し、CMainFrame のメンバ関数である SetStatusBarText 関数へ渡す。 この関数は、以下のようにコーディングされている。 BOOL CMainFrame::SetStatusBarText(LPCTSTR szText) { m_wndStatusBar.SetWindowText(szText); return TRUE; } CStatusBar の SetWindowsText 関数は、基本クラスである CWnd クラスからの継承関数である。 サンプルはこちらから